理事長挨拶

公益財団法人Innovation of FUJIは、
「食」を学ぶ、グローバルに挑戦する若者を、サポートしています！

Innovation of FUJI は、2023年8月4日に一般財団法人として誕生しました。
そして、2024年10月1日をもって、公益財団法人へ移行いたしました。社会的な責任を果たすべく、安定的な経済基盤と、より強い体制となって、活動を強化していきます。

奨学金事業の初年度にあたる2024年度には、当初の計画以上である62名の奨学生を認定いたしました。その中で、「食」を真剣に学び、グローバルな挑戦をしていく機会を求めている学生たちが、たくさんいることを知りました。

2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産に登録され、世界へ大きくアピールする画期になったように思います。日本食がさらなるブームになって、今では海外からの旅行客の大きな楽しみにもなっています。
その背景には、素材や技術のレベルの高さだけでなく、和食の「心」という文化的なものにまで触れるような機会が増えてきているのだと思います。もはやスシ、サケ、ショウユだけでなく、カイセキ、ダイギンジョウ、ダシ、ウマミなど、食に関する日本語が世界共通語として広く通用するようになったのも、そのことを物語っているのです。

日本の伝統的な食文化をアピールするだけではなく、海外からも学び続け、切磋琢磨しながら、グローバルに「食」の「革新」を進めてきたからこそできたものだと考えています。

さらに革新していく意思を持った学生たちをサポートすることを、我々の使命と喜びとして、これからも一歩一歩進んでまいります。

公益財団法人Innovation of FUJI
理事長　　岡﨑　　裕夫